対談:『お先は真っ暗なの?』 福地誠×管理人音無



2009年4月30日 大阪難波で行われた「たけくまメモ」の作者であり、フリー編集者でもある竹熊健太郎先生のトークライブの報告をベースに、同じくフリー編集者である福地誠先生にお話をうかがう音声配信企画です(2009年5月5日放送)

This text will be replaced


再生ボタンでスタート。3時間ほどの配信ですが、最初30分ぐらい音声調整に手間取っています。画像はほとんど使っていませんので音声のみの配信に近い状態です。


ライブチューブ放送時
の書き込み


福地誠(ふくち まこと)

1965年生まれ東京都出身。東京大学教育学部卒。竹書房にて麻雀漫画誌編集に関わった後、フリーライターへ。麻雀の腕もプロ級で数多くの麻雀関連の著作、編集を手がける。代表作に「頭がいい人、悪い人の麻雀(近代麻雀にて連載中)」『アカギ悪魔の戦術 (近代麻雀コミックス)"』『天 逆転発想の秘術 (近代麻雀コミックス)』など。とつげき東北氏『超・入門 科学する麻雀 (洋泉社MOOK)』の編集者でもある。

近年は独自の視点から教育問題に切り込み『教育格差絶望社会 (洋泉社ペーパーブックス)』『教育格差が日本を没落させる (洋泉社新書)』を上梓。各種メディアで取り上げられ大きな反響を呼んだ。教育問題の講演会に招かれるなど、新たな教育問題の論客としても注目を浴びている。

オンライン麻雀「天鳳」元八段の実力者(現在は八段に復帰)

ブログ:福地誠八段ブログ

管理人音無/増山 まさみ

麻雀ルール解説サイト「初心者のための麻雀講座-黄金牌を巡る物語-」の作者。学生時代より作り始め、麻雀界の著名人へのインタビューや月刊ネットマージャンなどの企画が好評を博し、現在は月間18万アクセスの人気サイトへ成長。オンライン麻雀「天鳳」のイベント広告なども手がける。

一方で英会話スクールNOVA崩壊のおりに、来日したばかりの失職外国人講師と共にブログ「日本に来ていきなりNOVAなくなっちゃた」を立ち上げる。ブログは新聞、雑誌、テレビ、Yahooなどでも取り上げられ、ネット上でも賛否両論を巻き起こし話題になった。現在、ブログは凍結中。

オンライン麻雀天鳳 第1回「まー娘カップ」優勝

初心者のための麻雀講座-黄金牌を巡る物語-
日本に来ていきなりNOVAなくなっちゃた
*産経新聞「来日1カ月でNOVA崩壊…「講師」の悲哀ブログ
*Livedoor ニュース「いきなり失業したNOVAの講師ブログ!


竹熊健太郎(たけくま けんたろう)

1960年8月29日 - )は、編集者、ライター、漫画原作者。本人による肩書きは「編集家」。東京都世田谷区出身。高校在学中にミニコミ誌「摩天樓」を創刊。その後桑沢デザイン研究所に入学するが、在学中に自販機本編集者となり中退。代表作に「サルでも描けるまんが教室(相原コージと共著)」、ジャンルを越境した老偉人たちへのインタビュー集「箆棒な人々」など。

2004年よりブログ「たけくまメモ」を開設。インターネット上では編集出版などの含めたサブカル論の語り手としても有名。現在は大学で漫画関連の授業を持つなど大学教授としても活躍するかたわら、同人誌「マヴォ」を創刊し新しい才能の発掘している。

竹熊健太郎(ウェキペディア)
たけくまメモ

レジュメのような、メモ書き

『フリー編集者は食えないのか?!』

・40代からのフリーライターの生き様、来る仕事は「漫画紹介/ベスト10企画」のみ
・50万部クラスのヒットを3つは持て
・編集プロダクションを設立する
・大学の教授になるって道もある

『漫画が売れなくなっている』

・返本率10%を越えると・・・
・単行本の販売数は横ばい 雑誌は減少
・少年ジャンプ600万部→300万部
・金の動きは現場の人間もわからない
・長期連載が低迷の原因? ブックオフ・漫画喫茶対策
・雑誌は原価率400%の世界?
・手塚治虫先生の原稿料は?

『作家が媒体を持つことは』

・佐藤秀峰先生が暴露
・出版社は弱体化しているのか?
・スラムダンクの最後
・ジャンプの専属契約システム
・かつての貸本業界との比較
・中堅のある作家が動いている

『インターネットという可能性あるいは他にあるのか?』

・ダウンロード販売は可能なのか?
・若い女性がエロ漫画をダウンロードしている
・たけくまメモは8000アクセス
・大学で漫画のセンスは教えられるのか? 教育の限界
・ブログの宣伝力は本当にあるのか?(科学する麻雀販売数/さるまん販売数)